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虹の上を行ったり来たり、ねこのように気ままに

女→男→女と、二度の身体改造を経て変身してきたトランスジェンダーの日々。

新発見!「男の子ごっこ」

カウンセリング

カテゴリー「カウンセリング」を追加しました。

こんなブログを読んでくださっているあなた、ありがとうございますm(_ _)m

ブログの構成なんて考えずに突発的に始めてしまったため、時系列がバラバラだったり、「そこ説明しないとわかんないでしょ」ってところをすっ飛ばしてしまっていたりして、まだまだ読みづらいのは百も承知です(ブログトップの右上”ABOUT”に、簡単な自己紹介は記載しています)。文章を書く練習も兼ねていますので、ご容赦ください。

そこで、せめて関連記事をカテゴリー別に分けてまとめていきます。

現在まで、

  • DIARY(日々の記録や感じたことなど)
  • HISTORY(これまでの歴史、主にトランスに関すること)
  • OTHER(その他、お知らせなど)

3つで分けていましたが、今回さらに、

  • カウンセリング(現在受けているハコミセラピーを取り入れたカウンセリングを通して、気がついたこと、思い出したこと、新たな発見など)

を追加しました。

カウンセリングって、見たいものも見たくないものも出てくるし、いろんな感情がわき起こってきたり考え方が変わったり、面白い反面エグいところを避けて通れないこともしばしばです。そこで、せっかくなのでそんなカウンセリングの記録もせきららに書いちゃおうじゃないか!と思った次第です(備忘録もかねて)。

 

それでは、早速ここからが今日の本記事です。

 

マインドフルネス

この記事を書いている今日は、ハコミセラピーを取り入れてから二度目のカウンセリングでした。

ハコミセラピーは、身体に注目するさまざまな療法を、創始者ロン・クルツ博士が、 自らの体験に基づく独自の理論で統合し、今の時代にふさわしい心理療法として創りあげたものです。

ハコミセラピー|JHEN 日本ハコミ・エデュケーション・ネットワーク

 

前回からカウンセリングの最初に「マインドフルネスになる」練習をしています。

マインドフルネスは、自分の身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む「こころのエクササイズ」です。欧米では、すでにその効果について、多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法の1つとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。

 マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。1つのことに集中して行います。いつでもどこでも実践できます。

 マインドフルネスを実施すると、ストレスな場面においても否定的な感情や物事にとらわれ飲み込まれることなく、いつでも自分を取り戻すことができるようになります。

 人は、大きなストレスにさらされると、そのことにとらわれ、しばられ、身動きが取れなくなってしまいます。がんじがらめになり、次第にかたくなったこころは、閉ざされ弱くなってしまいます。

 マインドフルネスは、しなやかでゆたかなこころをめざします。マインドフルネスを習得できるとストレスをしなやかに対処することができます。

マインドフルネスとは │ ヒューマンウェルネス インスティテュート

つまり、過去の出来事を思い出してイライラしたり悲しくなったりするのを、「わたしは今この安全な場所にいる」という感覚をしっかり持つことで、興奮したり取り乱したりするのを和らげることができるというものです。この「マインドフルネスになる」という練習をカウンセリングの前に行うことで、カウンセリングの途中で感情が爆発しそうになった時も、一呼吸おいて「マインドフルネスになる」ことで、自分のハラワタをエグるほどしんどいような状況は避けることが可能になるのです。

なんだか瞑想のようで、宗教チックだと思われるかもしれませんが、科学的に効果も実証されていて、これからもっと広まるだろうし、期待大です。

 

それで、今日気がついたのは、わたしはどうやらこれまで緊張しっぱなし(気を張りっぱなし)で生きてきたようだ、ということです。

前回もそうだったんですが、マインドフルネスになるために目を閉じてリラックスし始めると、なんだか目がぐるぐる回っているような気がしたり、体が前後にゆらゆら揺れているような気がしたり、呼吸が浅く息苦しくなったりして、少し気分が悪くなります。どういう反応があらわれるかは人によりますが、わたしの場合は、カウンセラーさん曰く、わたしの中に「緊張を解く=危険を感じる」ということがあるのではないかということでした。確かにそうかもしれません。日頃から、わたしの頭の中で「こう言われたら、ああ言おう」「こんなことを聞かれたら、こう答えよう」というように、「一人脳内会話(会議?)」が頻繁に起こっています。見方を変えれば、いつも「身構えている」ということになるかもしれません。

マインドフルネスに話を戻すと、その気分の悪さを少し我慢して乗り越えるとリラックス状態にはなることができます。ですが、「他人を前にリラックスする」ということがこんなに難しいことだったとは驚きです。おそらく、「緊張していないフリ」「リラックスしたフリ」をこれまで幾度となく装ってきたことでしょう。

 

「男の子ごっこ」

わたしは19〜28歳の約9年間を、社会的に「男性」と認識される姿で過ごしてきました。いろんなものがつもりつもって「女性」であることがこの上なくしんどくなってしまったからです(今後の記事で詳しく書きます)。

しかし、「女性」であることがしんどいということと、「男性」として生きたい(「男性」になりたい)ということはイコールではありません。わたしは「男性」になってみてわかりましたが、本当はちっとも「男性」になんかなりたくなかったのです("なんか"とか言ってごめんメンズの皆さんw)。「女性」のままでわたしらしく過ごせさえすれば、別に「男性」にトランス(性別移行)する必要もなかったのです。

ただ、男尊女卑のはびこる田舎町に生まれ育って小さな世界しか知らず、当時は「女性」のままで好きなことをするのは許されない、と感じていました。

それが23歳で大学に入って勉強して、多様性やフェミニズムと出会って、「わたしはなんてことをしでかしたんだ!OMG!」と思いました。「女性」でも自立して、好きなことをして、言いたいことを言って、差別されなくて、そんな先輩「女性」たちがたくさんいることを知ったのです。わたしは「女性」であるしんどさや抑圧から脱出したい一心で、「男性」になるという選択をしました。体をいじって傷つけようが、当時のわたしには身を守るために効果的な安全策に思えていたのです。実際に、乳腺・子宮・卵巣を摘出しました。それが、こんなことをしなくても楽しそうに(ツラいことも乗り越えて)生きている「女性」がいる。わたしも本当はこんな強い「女性」になりたかったのに、エネルギーを注ぐ方向を間違えてしまった!と、取り返しのつかない過ちを、悔やんで悔やんで、悔やみきれないくらい悔やみました。何度も人生を終わりにしようと考えました。実際に今年2月末にはOD(過量服薬)をして、たくさんの心配とご迷惑をおかけしました。もう立ち直れないと思っていました。

 

そんなわたしが今日のカウンセリング中、

「今となっては、「男の子ごっこ」もまあまあ面白かったなって思うんですよね」

 

え?

 

今なんて?

 

わたしが言ったの?(°_°)

 

「「男の子ごっこ」もまあまあ面白かったなって」

 

びっくりしました。後悔しまくっていた出来事、黒歴史、葬りたい過去、と思っていたものを、このわたしが「面白かった」と言う日がこんなに早く来るなんて(笑)。

 

多分、男性ホルモンの投与をやめて、髭も脱毛して、女性ホルモンの投与で更年期症状も落ち着いてきて、一度取ったおっぱいを再び取り戻して、不可能と思えていた再び「女性」として暮らすということが今実現できているから、過去を受け入れる余裕が出てきたのかもしれません。こうやって書けるようになったのも、少しずつ心の傷が回復している証拠だと思います。

他人のトランスを「ごっこ」呼ばわりする気はもちろんありません。しかし、わたしの場合は「ごっこ」と言うことで気持ちが少し軽くなりました。そして、わたしは本気で「男の子ごっこ」をやったんだと思ったら、なんだか誇りに思えてこないでもありません(笑)。

「男の子ごっこ」にどっぷりハマって感覚が麻痺してた時の痛い記憶は、今後HISTORYのカテゴリーで書く予定なのでお楽しみに…。

あー、面白かったな。

 

ねこのように気ままに。


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